本当にあったコンプライアンス事件の事例から、
不正の原因、背景、注意点を学んでいきましょう

この事件は本当に起きてしまった事件です。

コンプライアンスの視点から、確認していきましょう。

コンプライアンス違反事件から学ぶ

Xは、会社の備品であるスマートフォンを無断で持ち出し、買い取り業者に横流しする不正転売を始めます。

こうした不正転売は、2015年4月から事件が発覚する2021年まで、7年にもわたり繰り返されました。

Point  

横領や横流し事件に共通して見られるのは、初めは、小さな不正から始まっている点です。  
「これくらいなら」 そんな気持ちで、踏み出してしまった小さな不正が、いつしか自分でも止められなくなり、
取り返しのつかない事件へとつながってしまいます。  
小さな不正であっても、絶対に足を踏み入れてはいけません。  

管理体制の見直し

Xは備品の管理や発注を一手に任される担当でした。

管理システムも、簡易なものでかんたんに書き換えができるものでした。

事件発覚の後に、ゲーム会社の社員は、

「備品の管理を1人の社員に任せていたことが、事態発覚を遅らせることにつながった。」と反省しています。

権限が1人に集中していて、不正の誘惑が起きやすい環境になっていないか、複数人によるチェック体制になっているか、確認してみましょう。

事件の後、上場企業であるゲーム会社は、

管理監督責任を明確にするため
親会社の取締役 3 名の報酬減額
会社の取締役 4 名の報酬減額

会社の元取締役 6 名の報酬減額 を発表しました。

あわせて、Xへの約 6 億円の損害賠償などを求める民事訴訟を東京地方裁判所に提起しました。

Point

売上金や預かり金など金銭を着服することは業務上横領罪にあたります。
このマンガの事件のように、「物」が対象になることもあります。
会社の商品や備品を自分のものにしたり、勝手に売却する行為も、業務上横領罪の処罰対象です。


会社のお金はもちろん、商品、備品の1つ1つも会社を支える大切な資産です。
当然、横領や横流しをすることは許されません。


このまんがを職場で共有して、同じような事件の発生を防ぎませんか?

備品の管理や不正転売を注意喚起することができます。

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